クリニック看護師のお給料事情

日勤のみの勤務形態や、プライベートとのバランスをとりやすいことから
クリニックがで働いてみたい！気になる！という看護師も多いのではないでしょうか。

今回は、病棟４年、クリニックで３年働いた筆者が、
クリニックナースのお給料事情についてお伝えします。

平均給与は低いと聞いて、”やっぱりそうなんだ～”とガッカリした方もいるかもしれません。
しかし、この記事を最後まで読むことで、『クリニック看護師もアリかもしれない！』と感じていただけるかと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

クリニックナースの給与はどれくらい？

実際わたしはこうでした

あくまで一例として参考程度にしてください。

病院はボーナスがありますが、トータルでみても、
わたしはクリニックのほうが多くいただいていました。

病棟勤務の後にクリニックに転職したので、
経験年数を考慮しての基本給アップも入っていたと思いますが、
年収でみてもクリニックのほうが多くいただいていました。

ちなみに、私は
以下の２つの転職サイトに登録して転職先を一緒に探していただきました。

看護roo!

レバウェル看護 ( 旧 看護のお仕事 )

クリニック勤務でも給与を上げるには？

①給料（基本給）が高い職場を選ぶ

給料（基本給）の高いところを選びましょう。
クリニックでは夜勤や残業が少ないところが多く、病棟のように手当で給料が増えることはあまりありません。

逆に言えば、手当に頼らないことで、月給が安定しやすくなるのはクリニックの良い点ともいえます。
また、ボーナスも安定していません（業績に左右されやすい）。

実際、わたしが働いていたクリニックも基本給が高く、手当はそこまで多くありませんでした。
それでも病棟を上回る収入がありました。

残業が多いクリニックや、土日祝の手当があれば上乗せされることもありますが、
基本的にはクリニックの給料に上乗せされるものは少ないため、
給料（基本給）が高い職場を選びましょう。

②資格を取る

資格を取るのも一つの方法です。
クリニックに貢献できるような資格があれば、お給料アップにつながる可能性は高くなります。

クリニックは、病院よりも地域に根付いていることが多く、
クチコミやネットでのレビュー評価を見て来院される患者さんが多いです。

選んでもらえるクリニックであるためには、
看護師のスキル、専門性というのはクリニックにとっても意味をもちます。

例えば、
・内視鏡をしているクリニックなら消化器内視鏡技師
・糖尿病内科のクリニックなら糖尿病療養指導士
・循環器のクリニックなら心電図検定をもっていること
などは評価してもらえる可能性があります。

③管理職になる

管理職になるのもひとつの方法です。
理由は単純で、管理職手当がつくことが多いからです。
ご自身に合う職場があれば、管理職を目指すのも良いでしょう。

給与だけで職場を選ぶのはモッタイナイ！

クリニックは病院・病棟勤務と比較して給料が下がる可能性があります。
しかし、それ以上に魅力のある職場です。

なぜなら、仕事とプライベートの両立がしやすくなるからです。
また、看護師（本業）のお給料が減っても、
副業で収入を得るという方法もあります。

病院と比較して、お給料が少なくてもクリニックはメリットがあるのはなぜか？
以下でお伝えします！

①仕事とプライベートが両立しやすい

基本的に日勤のみとなるため生活リズムが整います。
もちろん身体の健康に良いです。

残業も少なく、毎日一定の時間には仕事が終わります。
自分や家族のために時間を使うことができます。

定休日のあるクリニックの場合は、あらかじめ休みが分かります。
美容室や習い事、友人と会うなど、予定などが立てやすくなります。

②副業に挑戦しやすくなる

残業や休日出勤も基本的にはないため、
副業や勉強などに時間を使うこともできるでしょう。

看護師としての給料が多少減っても、この時間を使って
副業に挑戦して収入を得ることも良いと思います。

さいごに

職場を選ぶうえでお給料は大切なポイントのひとつですが、それだけで選ぶと、自分の理想とするライフスタイルとは離れてしまう可能性もあります。

看護師は多様な職場、勤務形態があり、資格を活かして色々な選択肢のあるお仕事だと思います。

転職を考えているならば、せっかくなら給料アップと暮らしの充実、両方をねらいませんか？
読んでくださった方が、自分にあった働き方を見つけていくヒントになれば幸いです。