こんにちは。ゆう(@yufreelancens)です。
あなたはお金の勉強していますか?
わたしは、30代に入るまでお金の勉強を全くしてきませんでした。
ですが、FP(ファイナンシャルプランナー)3級の受験をきっかけに、家計を整えたり今後の見通しを立てることができ、知識をつけることの大切さを実感しています。
・将来のお金が不安。お金の勉強をしたい
・FPに興味がある
・FP受験のメリットが知りたい
・看護師とFPって関係なさそうだけど、取る意味があるの?
こういった疑問に答えます!
結論から言うと、看護師にもFPの勉強はオススメです☆
2022年9月にFP3級を取得した経験をもとに、FPを受験した理由と学んで感じたメリットについてお伝えします☆
お金の基礎知識がなかったわたしでも、挑戦したら取れました!
FP(ファイナンシャルプランナー)試験とは
FPとは
日本FP協会ホームページによると、
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
日本FP協会≫FP資格取得を目指す≫FPとは より
となっています。
つまり、幅広い知識をもって、家計やお金の相談にのることのできる専門家ですね。
試験概要
・試験日:自分で以前は年3回でしたが、2024年度よりCBT(テストセンターでパソコンで受験する)方式になったため、通年実施(テストセンターの空いている日より選択)になりました。
・試験会場:全国330のCBTテストセンターより選択可能
・受験資格:3級はだれでも受けることができます。
・出題分野:
【学科】①ライフプランニング ②リスク管理 ③金融資産運用 ④タックスプランニング ⑤不動産 ⑥相続・事業承継
【実技】きんざいの場合は「個人資産相談業務」もしくは「保険顧客資産相談業務」より選択。日本FP協会の場合は「資産設計提案業務」
当日の流れ
FP3級の試験は1日で終わります。
参考までに、わたしが受験した日は以下のような流れでした↓
- 9:40集合
- 10:00~
12:00学科試験(120分)※2024年度より90分に短縮されました
- 12:00昼休憩
- 13:10集合
- 13:30~
14:30実技試験(60分) - 14:30終了、解散
看護師の仕事内容とFPは関係あるのか?
直接は関係ないかもしれません。
しかし、医療現場でよく耳にする言葉や制度について学ぶことができます。
たとえば
・健康保険、高額療養費
・介護保険
・年金
・成年後見制度
・民間の生命保険、医療保険
こういったワードは、医療現場で働いているとく聞くことが多いのではないでしょうか。
直接は関係なくても、知っているだけで患者さんとの会話が理解できたり、必要な手続きを踏むために専門職につなげられるなど、可能性が広がります。
看護師のわたしが受験しようと思った理由
看護師のわたしが受験しようと思った理由を3つ、お伝えします。
①家計管理をするようになり、お金の知識をつけたいと思った
独身の頃から家計簿はつけていましたが、結婚を機にもっとしっかり家計管理をしたいと思うようになりました。
結婚って、婚約や顔合わせ、結婚式、引っ越しや家具家電購入など大きなお金が必要となることが多いですよね。
また、今後の人生を具体的に考えるようになり、きちんと家計を整えて、住宅資金や子育て資金(学費)、老後資金などを準備したいと思うようになりました。
家計を預かる主婦として、家族のために知識をつけたいと思いました☆
②社会保険や税金について知らない自分に危機感を覚えた
結婚してしばらくして、扶養内で働くことを考え始めました。
扶養について調べるうちに、社会保険の扶養に入る(夫の健康保険の扶養に入る)と、出産手当金が出ない(いわゆる産休=給料の67%の支給が出ない)ことや、雇用保険に入らない働き方だと育児休業給付がない(いわゆる育休=給料の67%もしくは50%の支給が出ない)ことがわかりました。
社会保険や税金について、今まで知らないで過ごしてきた自分に危機感を覚えたのも、勉強しようと思ったきっかけです。
知らないことは損をすると思いました!
③教養として学びたいと思った
看護師の世界って、ある意味世間知らずでも何とかなってしまうところがあります。
ですが、仕事を通して様々な患者さんや尊敬する先輩方と出会い、色々な人生経験や知識、教養をもった人になりたいなと思うようになりました。
その一つとして、お金の勉強をしたいと考えました。
学校では教えてくれないので、自分で学ぶ必要があると思いました☆
FP3級を受験しての気づき・メリット
FP3級を勉強して気づいたことは以下の通りです。
一番メリットを感じているのは、ライフプランを立てるにあたって必要な学習を一通りできるので、知識をそのまま自分の人生に活かせることです。
わたしは、FPの勉強をしながら
- 家計の見直し
- 保険と車のローンの見直し
- ふるさと納税(わたしはしていたのですが、夫も開始)
- ライフプランを考えたうえで働き方を変える(一時的に扶養に入る)
- つみたてNISA申し込み、設定
なども進めていきました。
学びながら、同時に家計を整えていき、投資(つみたてNISA)を始めることができました。
合格までにかかったお金
・テキスト(みんなが欲しかった!FP合格へのはじめの一歩)¥1,430
・問題集(史上最強のFP3級問題集)¥1,650
・予想問題集(あてるTAC直前予想模試 FP技能士3級)¥1,760
・試験代 ¥8,000(学科¥4,000、実技¥4,000)
・電卓 ¥100(100円ショップで購入)
合計 ¥12,950
※これに、当日試験会場までの電車代がかかりました。
予想問題集は書き込まずに使い、試験後にメルカリで出品して¥500ほど返ってきました☆
1万円ちょっとで一生使えるお金の知識を得られるなら、早く学んだほうがお得だと思います☆
合格までのわたしの勉強方法
以下の順序で進めていきました。
学習計画を練るにあたっては、紙1枚勉強法という本のやり方に従って計画を立てて、実践していきました!
また、お金の知識に乏しかったわたしは、テキストを読んでも理解できない部分もありました。テキスト読みと平行して行ったのが、いろいろなお金の本を読むことです。
FP受験を迷っているのならば、はじめの一歩としてもオススメです。
【初心者向け】お金の勉強を始めたい人にオススメする、読んでよかった本10選
おすすめテキスト・問題集(わたしの失敗も踏まえて…)
結論、FP3級を受験するにあたって、おすすめのテキスト・問題集は以下の通りです。
テキスト・問題集を選ぶコツ
①FP3級専用のテキスト・問題集を使う
当たり前と思われる方もいらっしゃるでしょうが、FP3級専用のテキスト・問題集を用意しましょう。
わたしの失敗談なのですが…
わたしはテキストとして『みんなが欲しかった!FP合格へのはじめの一歩』を使いました。
分かりやすい反面、初歩的な内容であり試験対策として使うには物足りない部分がありました。
受験する場合は、やはりFP3級専用のテキストをオススメします。
②テキストと問題集は同じシリーズにする
テキストと問題集は同じシリーズがオススメです。
こちらもわたしの失敗談なのですが…
テキストは『みんなが欲しかった!FP合格へのはじめの一歩』、問題集は『史上最強のFP3級問題集』を使って勉強しました。
どちらも使いやすい本だったのですが、違うシリーズを使ってしまったことで「このテキストの内容は、問題集ではどこにあたるんだろう(その逆もあり)」と使いにくかったのを覚えています(涙)
テキストと問題集を同じシリーズのものにすることで、互換性があり使いやすくなります。
再度、おすすめのテキストはこちらです
看護師もFPに挑戦してみよう☆
看護師の仕事に直結する資格ではないと思いますが、自分や大切な人の人生に関わるお金の知識を学べるのがFPの試験だと思います。
受かることよりも、学習内容に価値を感じる資格でした☆
FP受験を考えている方の参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました☆
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